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【WEBライティングの基本】表現力は必要ない|主観的ではなく客観的

WEBライティングにおいて、読者が求めているものはどんなものでしょうか?
結論から言えば、「真実」です。
WEBの記事にたどり着く人は、悩んでいることは気になること、疑問の答えを探しています。
では、「真実」を伝えるためには、どのように記事を執筆すれば良いのでしょうか。
今回は、WEBライティングの基本「客観的な文章」解説します。

WEBライティングの基本は客観性

WEBライティングの基本は客観性
WEBライティングの基本は、客観性が重要になります。
主観的な内容は、真実ではなく「意見」や「感想」になってしまうからです。
たとえば、こちらの記事にたどり着いた方は「WEBライティングの書き方」や「WEBライティングの基本」を調べてたどり着いている方が多いでしょう。
そこで、「WEBライティングはこうした方が良いと思います」「僕はWEBライティングはこういう書き方をした方が良いと思っている」という意見では参考になりませんよね。
記載されていることを信じて良いかどうか、読者を迷わせてしまいます。
皆さんが求めているのは「基本としてどういう書き方をするべきか?」の答えではないでしょうか。
答えとして、「思っている」「僕は……」という表現は適切ではありません。

商品紹介の例

あなたが「おすすめのキーボード」を調べたとした場合、知りたい情報は「こんな特徴がある」「こんな便利機能がある」という、確定している情報ではないでしょうか。
「僕が使ってみた感じでは、他のキーボードよりもタイピングしやすい気がしました」では参考になりません。
「こんな気がした」「こんな風に思った」というのは、結局人によって左右されるものであり、読者が求める「答え」にはならないのです。
ただし、一概にすべてのWEBライティングにおいて、意見や感想など、主観的な意見がダメだというわけではありません。
コラムや個人のブログのように、その人の色を出すべき記事の場合は、主観的な意見でも問題ないです。

表現力は必要ない

あくまで「答え」を提示する記事のなかでは、表現力を持つ必要はありません。
表現力というと広い意味になってしまいますが、いわゆる比喩表現のような書き方のことです。
なかには、「自分の言葉で書きたい」「自分の表現力を活かしたい」と考える方もいますが、これは読者にとって伝わりにくい記事となってしまいます。
「答え」を求めている読者にとって重要なのは、あくまで答えであり、素晴らしい表現力ではありません。

客観的な文章の書き方

客観的な文章の書き方
実際に客観的な文章を書く上で、どのような部分に注意するべきか解説します。
主なポイントは2つです。
・抽象的な意見を書かない
・データに基づいた内容を書く
この2つを徹底するだけで、客観性を保った記事が書けます。
たとえば、「この商品は高いです」という内容の場合、高いか安いかは執筆者・使用者の感覚に左右されるものなので、客観性を損なう文章です。
この場合、「この商品は、他の商品と比べると高いです」にすることで、客観性を保つことができます。
ここで重要になるのがデータです。
「他の商品と比べて」というように、データに基づく事実を記載することが重要になります。
つまり「誰がどうみてどう考えてもこうなる」という事実が、客観的だと考えて良いでしょう。

駅からのアクセスの良さを伝える例

もう一つ例を出します。
駅からアクセスの良いお店を紹介する際の例です。
「駅からすぐ行けるお店です」
これはどちらかというと主観的な内容です。
執筆者にとってはすぐかもしれませんが、執筆者が車か自転車か徒歩かもわからないですし、どれ位の距離が「すぐ行ける距離」であるかは、人の感覚によって異なります。
データに基づき客観的に書くと、以下のようになるでしょう。
「駅から徒歩1分、駅直結でアクセスの良いお店です」
なにでどの位の時間がかかり、なぜアクセスが良いのかまで記載されているので、誰が見ても「近いお店」と感じますよね。

WEBライティングで求められるのは客観的な文章

WEBライティングで求められるのは客観的な文章
WEBライティングといってもさまざまなものがありますが、多くの場合、求められるのは客観的な文章です。
メディアによっては主観的な意見を求められることもありますが、まず基本として客観的な文章を心掛けてください。
客観的に書くコツさえわかっていれば、いざ主観的な内容を求められても対応できるでしょう。
客観的な文章を書くポイントに関して深く掘り下げると、まだまだポイントはありますが、今回は基本までとしておきます。

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